「医工連携論」の授業では、週ごとに様々な企業の方にお越しいただき、医療機器業界について教えていただいています。
これまでの授業レポートは次の通りです。
【テルモ株式会社】
さて、5回目となる今回はフクダ電子グループのご担当者様に講義をしていただきました。
フクダ電子グループは、心電図、AED(自動体外式除細動器)、超音波画像診断装置などの多様な医療機器を開発・販売をおこなっている会社で、全国224か所の拠点を持ち、地域に密着したサービスが出来ることが強みの会社です。
たくさんの拠点があることで迅速な対応を可能にし、地域ごとのニーズに合わせたサービスを提供しています。

今回の授業では、さまざまな最新製品もご紹介いただきました。その一部を簡単にご紹介します。
12誘導心電計(FCP-9800)
- 患者の心電図を12方向から同時に記録する装置。2021年のグッドデザイン賞を受賞しています !
人工呼吸器(Servo-U・n・air NAVA Ediモニタリング)
- 患者の呼吸をリアルタイムでモニタリングし、最適な治療を提供する装置。NAVA技術により、患者の横隔膜からの信号を基に呼吸をサポートします。
24時間ホルター(FM-1400, FM-1500)
- 24時間心臓の動きを記録する小型のモニター。FM-1400はクラス最軽量で、FM-1500は高精細な記録器でどちらの機種も防水機能も備えています
呼吸機能検査装置
- 呼吸の状態を詳しく調べる装置で、患者にも医師にも安心して使える設計です 。
フクダ電子グループは、医療機器の開発・販売において常に最先端の技術を追求し、医療従事者へのサポートや教育活動を通じて、医療の進歩に貢献している企業です。
今回の授業で学生達もたくさんの最新製品の情報に触れることができて、大いに刺激になったのではないでしょうか。
フクダ電子様、貴重なお話ありがとうございました!
