滋慶医療科学大学では3年次後期に企業実習を行っています。
医療機器関連企業で実際に業務に携わることで、病院とは異なる視点から医療機器に関わる面白さや難しさを学び、自身のキャリアの選択肢を広げることができる、人気のプログラムです。
企業実習先として、様々な企業と提供していますが、ではどの企業に実習に行くのか?
学生自身が企業を理解した上で実習先を選択できるように、3年次前期に「医工連携論」を開講し、企業の方から直接お話しを聞くことができる機会を設けています。
5月8日の授業では、日本を代表する医療機器メーカーのひとつである日本光電工業株式会社から人財開発本部フェニックス・アカデミー(人財開発センタ)所長の田川様にお越しいただきました。
今回の授業では、国内外の医療業界を取り巻く環境から始まり、医療機器産業の動向等、業界で働く上で必須となる情報を分かりやすく解説いただきました。
また、医療機器が医療現場で実際に使用されるまでに必要な手順や戦略、関連する法律、病院や商社との提携等々、医療ビジネスの特徴について、具体的な事例も交えながらお話しいただき、熱心にメモを取る学生の姿も目立ちました。
業界動向の後は、日本光電工業株式会社についても詳しくご紹介いただきました。
世界で初めてパルスオキシメータやベッドサイドモニタを開発、日本で初めて国産AEDの製造に成功等、数々の世界初・日本初を成し遂げ、かつ現在においても多くの国内No.1の医療機器を製造販売する日本光電工業株式会社。
企業実習や企業就職を意識する学生はもちろん、病院実習や病院就職をする学生にとっても必ず関わりが生まれる企業のひとつです。
実習や就職活動に大いに参考となる内容で、学生からも職種内容や求める人材像について質問も出ており、田川様に一つひとつ丁寧にお答えいただきました。
学生のみなさん、こうした講義を通して、業界や企業のことを知ることでキャリア設計の参考にしていきましょう!
末筆ですが、田川様、ご多忙のところ、誠にありがとうございました!