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学校法人 大阪滋慶学園 滋慶医療科学大学

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企業実習

医療機器メーカーと連携する
「実践教育」で、
臨床工学技士の
可能性を広げる

30年以上、医療業界に多くの人材を送り出してきた大阪滋慶学園グループ。培ってきた医療業界とのネットワークを生かし、豊富な病院実習に加え、医療機器メーカーなど多くの実習先を用意しています。医師や企業の専門家と高いレベルのコミュニケーションが取れる能力はもちろん、将来的に医療機器の開発エンジニアとしても活躍できるスキルを身に付けます。

じけい医療の企業実習の特徴

3年次秋に臨床実習を終え、3年次冬に挑む企業実習。企業で3週間の実習を行うことで、医療機器メーカーの役割や業務内容を体感することができます。臨床実習同様、企業実習で得た気づきを卒業研究に活かすこともできます。

企業実習受け入れ先(50音順)

実習予定内容

エア・ウォーター防災株式会社
医療ガス配管システムや
手術室内装設備の設計業務の実習

2D-CAD、3D-CADを用いた機械設計、光造形機を用いたモックアップ製作、試作品の実験計画・検証、設備のシステム回路設計、シーケンス制御設計を予定しています。

手術室
NIHONKOHDEN

当社は国内では医用電子機器の開発、製造、販売、保守、コンサルティングなどの一貫体制で臨床医療をサポートしており、様々な役割の仕事があります。実際の職場体験、見学を通して、仕事を知ってもらうと共に社員の医療機器メーカーとしての誇りと想いも感じていただきたいと考えています。実習では下記のような準備、予定をしています。

事業所体験
事業所体験

事業概要のレクチャ/医療機器(実機)の取扱い、及びメンテナンス体験など

職場見学
職場見学

医療機関における販売、サービス対応の同行見学/医療機器開発、製造に関する部門やワークフロー見学など

受け入れ先からのメッセージ

株式会社メッツ 代表取締役 福田充宏さん

医療機器メーカーが求める
臨床工学技士の姿。

株式会社メッツ 代表取締役

福田 充宏さん

医療機器は機械である以上、不具合を避けて通ることはできません。不具合が発生した際には、起こった事象に対して事実を把握し、解決策を導き出すと同時に、危険性を煽るような推測に対しては冷静に対処することが求められます。工学的思考をバックボーンに持つ臨床工学技士こそが、この役割を担うことが可能な存在であると私は信じています。 当社に実習に来ていただく学生には、医療機器の点検に使用するシミュレータや測定機のメンテナンスを課したいと考えています。キャリブレーションや、不具合発生機器の評価など、実機に起こるトラブルに対処する方法を通して、技術者としての考え方を学んでいただければと思います。また、お客さまの機械を扱うということに対する姿勢や、真摯さも重要なポイントとして評価する予定です。

日機装株式会社 西日本支社 大阪営業部 杉本千里さん

臨床工学技士の知見は、
メンテンナンス業務にも生かされる

日機装株式会社
西日本支社 大阪営業部

杉本 千里さん

機器メーカーである当社メディカル事業本部のサービスエンジニアとして、人工透析装置を中心としたメンテナンス業務などを担当。医療機器や透析に関する専門知識、さらには現場の業務内容も理解しているのが臨床工学技士有資格者としての自身の強みで、実際に透析液浸透圧の理論計算をはじめ様々な知識が役立っています。大学では臨床工学技士としての専門性はもとより、コミュニケーション能力などの社会性を養い、どんな職場でも適応できる力を身につけてください。

日本光電工業株式会社 営業本部 病院営業統括部 山本琢磨さん

医療機器のあり方や概念が
技術革新とともに大きく
変化していく

日本光電工業株式会社
営業本部 病院営業統括部
ハイケアソリューション部 ER/ICU課

山本 琢磨さん

弊社は主に生体から発生する電気信号(バイタルサイン)を計測・モニタリングなどを行う医療機器の製造販売を行っています。バイタルサインを正確に計測することはもちろん、将来的には計測データを元に、スコアリングやAIを用いた患者様への予防医療、治療への早期介入が進んでいくと考えております。臨床工学技士の役割もより大きくなるでしょうし、医療への貢献、発展に尽力できる臨床工学技士として「患者様への最適な対応」を常に意識し、行動できる“人財”になることを期待しています。

フクダ電子株式会社 営業部 CVRプロダクトグループ クリティカルケア営業部 田野雪絵さん

企業も含め、臨床工学技士の
選択肢は広がってきている

フクダ電子株式会社
営業部 CVRプロダクトグループ
クリティカルケア営業部

田野 雪絵さん

人工呼吸器の販売サポートを手がけ、医療スタッフへのプレゼンや操作説明、社員研修などを担当。機器の特徴や動作原理を説明する際に、メーカーの資料だけでは理解しにくいことがあり、それを補ってくれるのが学生時代に培った臨床工学技士に関連する基礎知識です。同資格は、私が社会人になった頃と比べると認知度も増し、医療現場はもちろん企業でも必要とされる職種になってきました。選択肢は広がってきていますし、挑戦する意欲を持ち続け、勉学に励んでください。

STUDENT’S VOICE

明河大地さん
明河 大地さん

4年生 奈良県立奈良北高等学校出身

実習先
ニプロ株式会社
企業と臨床(病院)の両方を理解することで
将来の目標がより明確になりました

3年次開講の「医工連携論」で、いくつもの医療機器メーカーの方からお話しを伺う機会があり、メーカーの中にも様々な種類の医療関連企業があることに驚きました。特に、サービスエンジニアから開発まで幅広いキャリアの選択肢があるニプロ株式会社に興味を持ち、企業実習として業務を体験することができました。医療機器の解体や修理、組立といったサービスエンジニアの業務を知り、これまでの病院での臨床実習と合わせて、医療機器を病院と企業の両面から見て、それぞれの環境の違いを感じることができました。この貴重な経験を生かし、将来は企業で医療機器に関わる仕事に就いて、医療DXなどの医療現場の発展に貢献したいと考えています。