建学の精神・基本理念
滋慶医療科学大学の運営母体である学校法人大阪滋慶学園は、「職業人教育を通して社会に貢献する」ことをミッションとしています。また、業界の最新の技術と知識を身に付けた即戦力を育成する「実学教育」、コミュニケーション能力やチームで仕事が出来る能力など社会人として生きていくための力を育てる「人間教育」、そしてグローバル社会を羽ばたける国際的感性を身につけて貰う「国際教育」を基本理念として、「学生一人ひとり」の成長に目を向けた教育を一貫して行っています。
この基本理念をもとに、専門医療職業人が職種横断的な医療安全・リスクマネジメントのスペシャリストへとキャリアアップを図る大学院として、2011 年に「滋慶医療科学大学院大学」を創立しました。さらに、現下の医療を取り巻く情勢や社会ニーズを踏まえ、変化対応力を兼ね備えた次代を担う人材を養成するための学士課程教育を行う医療科学部を 2021年に設置するとともに、大学名を「滋慶医療科学大学」へと変更し、学部及び大学院を有する大学として教育・研究を行っています。
大学の目的
滋慶医療科学大学は、科学技術に支えられた医療技術の進歩が人間の生命の存在状態を進化させるとの視点に立ち、学校法人大阪滋慶学園の「高い職能実践能力と豊かな人間性及び国際性の涵養」という教育理念を踏まえて、大学の目的を定めています。
広く知識を授け、深く専門の学芸を教授研究し、知的・道徳的及び応用的能力を展開させることにより、豊かな人間性や教養と専門分野の的確な知識及び技能の上に、「課題解決力」、「変化対応力」を備えた人材を養成し、さらに我が国の将来を見据えた研究の推進を図ることを通して、健全な社会の構築に貢献することを目的としています。
医療科学部臨床工学科の目的
本学の医療科学部臨床工学科は、豊かな人間性と幅広い教養を備え、臨床工学分野の学修に必要な医学及び理工学の基礎の上に、臨床工学技士として求められる水準の専門の知識や技術を身に付けて、「多職種や様々な部署のチームの中で的確に連携・協働できる力」、「生涯にわたり学んでいける力」、「様々な変化に対応していける力」を備えた人材を養成することを目的としています。