学びの特長
まず医学と理工学の基礎を学び、その土台の上に、医用生体工学や医用機器学、そして臨床工学の専門の内容を学んでいきます。実践力については、生命維持管理装置などの構造や原理、操作法などをその基礎から学び、学内実習で養っていきます。そして、3年次後期に予定される臨床実習で現場を体験することにより、総合的な形で知識や技能の定着を図っていきます。

学びのフロー
臨床工学技士は、その名前の通り医学知識はもちろん工学に関する専門知識も必要です。臨床工学技士を目指す上で、数学や物理学、化学などの理系科目の知識は必須ですが、本学は文系出身者でも大丈夫。1年次に基礎から学び、無理なくステップアップできるカリキュラムを組んでいます。臨床工学技士になりたい、いのちを救いたい。その意志があればゼロからでも国家試験突破を狙えます。
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1年次
医療人としての基礎を
固める -
高度化・複雑化した医療機器を操作する専門家として、チーム医療の重要な役割を担う臨床工学技士の土台を構築するため、医学と工学の基礎知識をしっかり理解します。
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2年次
臨床工学の専門知識を
習得する -
人工呼吸器や人工心肺装置など生命維持管理装置の操作や機器の維持・管理など、医療と工学に関する専門分野を学びます。この知識は医療現場以外の他業種でも活かすことができます。
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3年次
実習を通して仕事内容を
理解する -
より深い専門知識や技術の習得とともに、医療現場での実習を通して臨床工学技士の仕事内容に触れることで最新の知識や情報を身につけることができます。
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4年次
卒業研究と国家試験へ
挑戦する -
4年間の学びの集大成として、自ら定めたテーマについて研究しながら、臨床工学技士の国家試験合格に向けて、試験勉強にも力を入れて取り組みます。