7月より始まった日曜劇場『ブラックペアン シーズン2』。
本日9月15日(日)いよいよ最終回を迎えます!
どんな結末になるのか、最後まで目が離せませんね!
さて、「心臓の働きを知ってドラマをもっと楽しもう!」ということで前回は「心臓の働き」について説明してきました。
滋慶医療科学大学の学生たちは臨床工学技士を目指して、日々学びを深めていますが、臨床工学技士は人工心肺装置の操作やペースメーカの管理も行うので、当然、心臓についても詳しく学ぶことになります。
その中で、今回は黒光准教授の専門ゼミで行われた「心臓の解剖」についてご紹介します。
黒光准教授は、1990年グループ校である大阪ハイテクノロジー専門学校を卒業、臨床工学技士免許を取得し、病院に勤務、人工心肺やECMO、集中治療を中心に臨床現場で活躍してきました。
特に人工心肺においては、難易度の高い小児を中心に多くの手術に対応し、30年もの長きに渡り、心臓病と向き合ってきました。
そんな黒光准教授のゼミにおいて、学生たちがより実践的に学ぶことができるよう豚の心臓の解剖が行われました。
黒光准教授の指示の下、専門ゼミを受講する3年生の学生たちが解剖を行い、心臓の構造を立体的に学んでいきます。
前回の記事でご紹介しました、血液を一方向へ流すための弁や右冠動脈(RCA)、左冠動脈(LCA)の位置、左冠動脈からさらに左回線枝(LCX)、左前下行枝(LAD)に分かれる部分など、これまで学んできたものが実際にどうなっているのか目にすることができました。
心臓ペースメーカ植込み時のペーシングリードが通る位置など、臨床工学技士が関わる医療機器と関連させながら学ぶことで、他科目の学びのモチベーション向上にも繋がったのではないでしょうか。
今回ご紹介したのは3年次に履修する専門ゼミの様子で、ゼミを担当する教員の専門領域ごとに、多種多様な内容で展開されています。
また、本学では、1年次には基礎ゼミが開講され、レポートや論文作成はもちろん、ディスカッションやプレゼンテーションも行います。
基礎ゼミ~専門ゼミを通して、自主的・能動的な学修、論理的・批判的な思考を培い、課題解決力や生涯学習力の基礎を養います。
他にどのようなゼミがあるのか?どのような教員がいるのか?
興味がある高校生の方はオープンキャンパスでお気軽にご質問くださいね。
オープンキャンパスの模擬授業を担当する教員は、日によって変わりますが、今回ご紹介した黒光准教授が登場する日もありますよ!