2023年10月~2024年1月にかけて、京都両洋高校「S探究コース」2年生対象に出前授業を行いました。
京都両洋高校では、いろいろな職業に触れて将来の進路を考える授業をおこなっており、2年生で様々な体験をした上で、3年生からは自分の進みたい分野で学んでいけるように体験実習を交えた授業を行っています。
滋慶医療科学大学と京都両洋高校は高大連携の協定を結んでおり、今回はその一環として協力させていただきました。

体験実習では、人形を使って胸骨圧迫の心臓マッサージにチャレンジいただきました。
30秒~1分間という短い時間でも非常に体力を使います。
AED講習で体験したことがある生徒もいましたが、初めて体験する生徒がほとんどだったので貴重な体験になったようです。

今回の授業では臨床工学技士だけでなく看護師や理学療法士、歯科衛生士などの医療職種がどのようなものかという説明とITやロボットにより今後病院での仕事がどのようになっていくのかを解説した映像もご覧いただきました。

「ダヴィンチ」に代表される手術ロボットの紹介映像には、高校生の皆さんはもちろん一緒にご覧になっていた担任の先生も驚いている様子でした。
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AIやロボット、IT技術が急速に発達している一方で高齢化がますます進んでいる昨今、医療系の仕事がますます必要になる事が高校生の皆さんに感じてもらえたのではないでしょうか。
その中で医療機器を扱う臨床工学技士は今後も必ず必要とされる職種です。
一人でも多くの高校生に興味を持ってほしいと思います!
