皆さんは、臨床工学技士が病院内で「ME」や「CE」と呼ばれている事をご存じですか?

MEとは「Medical Engineer」の略称です。
ME機器とは、病院、診療所において治療や診断・監視に使用される医療機器の総称を言います。
医用工学を応用して開発された、人工呼吸器、輸液ポンプ、心電図モニター、レーザ治療装置、超音波手術装置など種類は多岐にわたります。
ME機器は1950年代から使用され始めたと言われており、MEという言葉は、当時、「ME機器を管理する人」の言葉として使用されていました。

CEとは「Clinical Engineer」の略称です。
1988年に臨床工学技士法が施行され、臨床工学技士を意味するCEに呼び名が変わりました。
日本臨床工学技士会は「Clinical Engineer(CE)」に呼び名を統一しています。

しかし、それまでME機器を管理していた技術者をMEと呼んでいた名残から、今でも医療現場では「MEさん」と呼ばれることが多くなっています。
つまり、 ME、CE、どちらも「臨床工学技士」を意味する呼び名なのです。
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