滋慶医療科学大学のオープンキャンパスは、学校・入試説明→模擬授業(体験授業)→キャンパスツアー→個別相談の流れで実施しています。
その中でも模擬授業(体験授業)は担当する教員により異なり、参加者のみなさんに臨床工学技士の魅力を体感いただけるよう様々な創意工夫をしながら準備しています。
10月12日(土)のオープンキャンパスでは、様々な医療機器に触れてもらい、臨床工学技士の幅広い仕事内容を体験してもらいました。
最初は人工呼吸器の説明です。
人工呼吸器は生命維持に不可欠な装置として医療現場で多くの患者に使われています。
特にICU(集中治療室)などで、重症患者の治療に重要な役割を果たします。
医療ドラマ等で実際によく見るものなので、「この口に付けるマスク、見たことある!」と参加された高校生の方も興味津々の様子でした。
続いて、電気メスの体験では実際の手術で使われる電気メスでバナナを切ってもらいました。
臨床工学技士は電気メスの管理やメンテナンスを担当します。
思った以上の切れ味に少し緊張しながらも、楽しみながら体験していた様子でした。
続いてコロナ禍の時にニュースでも話題になったECMOを操作にチャレンジ。
ECMOは重篤な状況に陥った患者に対し、一時的に心肺機能を補助する装置です。
学生スタッフと先生に教えてもらい、血液量をうまく調整できるように機械を操作していました。
さたに、ペースメーカは新しいものから古いものまで様々な年代の機種を触れていただきました。
特に古いタイプのペースメーカは今のものと比べるとかなり大きなサイズなので、「これが身体の中に入っていたんですか?」と、とても驚いていました。
その他、人工透析器や除細動器といった医療機器にも触れていただき、臨床工学技士の仕事内容が丸わかりの模擬授業(体験授業)でした!
臨床工学技士は医療系に興味がある高校1・2年生の方にもおススメの仕事です。
少しでも興味がある方は、是非オープンキャンパスに参加してくださいね!
保護者の方との参加も大歓迎です。