先日、名古屋大学で開催された電子情報通信学会 ヘルスケア・医療情報通信技術研究会(MICT)において、滋慶医療科学大学4年生の吉田さんがポスター講演(ポスター発表)を行いました。
講演テーマは「ディープラーニングを用いた抜針事故の早期検出の検討」。
Webカメラとディープラーニング(人工知能技術における機械学習技術の一つ)を用いて、血液透析療法の抜針事故による失血の早期検出を目指す研究です。
こちらをクリックすると電子情報通信学会のサイトにて詳細をご覧いただけます。
吉田さんは、臨床工学技士として現場経験豊かな島崎准教授のゼミに所属し、研究を進めています。
医療・工学を学び、医療機器の操作や管理を担う臨床工学技士を目指す学生ならではの視点で考え、研究してきた成果を、立派に発表することができました。
吉田さんに感想を聞いてみました。
「初めての経験だったので、上手く発表できるか不安でしたが、たくさんの人に何度も発表することで自分なりの発表ができるようになりました。質疑応答がとても難しく、大変でしたがいい経験になりました。」
これから臨床工学の道を目指す高校生の方や大学1・2年生の学生には、こうした発表は大きなハードルのように見えるかもしれません。
滋慶医療科学大学では1年次からゼミ学修に力を入れており、研究テーマの設定や研究の進め方、ポスターへのまとめ方まで、教員にアドバイスを得ながら、一歩一歩進めることができます。
是非後輩のみなさんも、こうした場に立つことも目標に、一緒に頑張っていきましょう!