滋慶医療科学大学では春休み期間に、新高校3・2年生の方を対象にオープンキャンパスを開催しています。
今回は3/24(土)に実施したオープンキャンパスの様子をレポートします!
オープンキャンパスでは、学校全体説明やキャンパスツアー、個別相談等、様々なプログラムを実施していますが、一番メインとなるのは体験授業!
この日の体験実習は、臨床工学技士の代表的な仕事「人工透析」の一連の流れをシミュレーションしました。
まずは人工透析の前準備として、生理食塩水で装置を満たします。(これを「プライミング」と呼びます!)
機械の準備ができるまで人工透析の仕組みや、なぜ人工透析が必要なのか?の講義タイム。
血液をろ過して老廃物や水などを尿として体の外に排出する役割を持つ腎臓。
この腎臓が病気になってしまうと老廃物や水を体の外に出せず、とても危険な状態になってしまいます。
この老廃物の排出を人工的に行うのが、人工透析なんですね。
さて、ミニ講義を受けている間に人工透析装置の準備ができました。
患者さんの模型の腕に針を刺し、装置と患者さんを繋ぎます。
これで人工透析治療の準備が完成!
装置を操作して、機械のモニターを見ながら、透析の記録を取っていきます。
治療が終了!患者さんから針を抜いていきます。
血管に針が入っているので、ただ抜くと血が出てしまいます…。
なので、止血をしながら針を抜く必要があるということもレクチャーを受けました!
という感じで、人工透析装置を使って、リアルな人工透析治療のシミュレーションをしていただきました。
今日の体験実習を通して、臨床工学技士の仕事についてイメージを膨らませてくれていたら嬉しいです。
参加してくださった皆様、ありがとうございました!
次のオープンキャンパス開催日は3月31日(日)!
3月のオープンキャンパスとしては最後になります。
臨床工学技士や医療系職種に興味のある高校生・既卒生のみなさん、ぜひご参加くださいね。