こんにちは! 滋慶医療科学大学 事務局です。 TBS日曜劇場『TOKYO MER~走る緊急救命室~』の劇場版が4/28(金)から公開予定となっています。 MERとは「モバイル・エマージェンシー・ルーム」の略称。 モバイル=可動式の エマージェンシー=緊急時における ルーム=部屋 ということで、副題に入っている「緊急救命室」を指しますが、実際に医療現場で用いられている概念・言葉ではなく、架空の存在です。 公式サイトによると、監修されている救急医による「救急医療の理想」だという特殊車両です。 さて、そんな『TOKYO MER~走る緊急救命室~』では医師や看護師とともに、臨床工学技士も活躍していることをご存じでしょうか。 ドラマ・映画内の名前は「徳丸元一」。大人気俳優の佐野勇斗さんが演じています。 臨床工学技士兼機関士ということで、純粋な臨床工学技士の業務とは異なる内容もありますが、まだまだ一般の方には知られていない臨床工学技士が注目されるのは嬉しいところです。

また、今年4月22日(土)からスタートした日本テレビドラマ『Dr.チョコレート』にも臨床工学技士が登場しています。 こちらのドラマでは、「ギルベルト」という役名でこれまた大人気女優の葵わかなさんが演じています。 “医療技術3職種”として括られることの多い、診療放射線技師や臨床検査技師とともに登場するので、それぞれの仕事内容の違いや特長をまだご存じでない方にも知っていただく機会となるのではと期待しています! 臨床工学技士の仕事内容に興味のある方は、前回のコラムをご覧ください。

これまでも様々な医療ドラマ・映画がありましたが、そこで描かれる世界が、実際の医療現場とは異なる点が多いのも事実ではあります。 ただ、医療現場では医師・看護師以外にも多くの専門職がそれぞれの専門性を活かして、今日も患者様の命に向き合っています。こうしてドラマや映画を通して、一般的にはあまり知られていない職種にもスポットが当たることは大変喜ばしいことだと考えています。

特に、臨床工学技士は医療・工学の専門知識を持ち、あらゆる医療機器に精通したスペシャリストです。 現代医療において欠かせない役割を担っていますが、まだまだ知られていないのも現実です。 こうしたドラマや映画を通して、臨床工学技士に興味を持たれる方が増え、まだまだ不足している臨床工学技士増加にも繋がることを願います。 滋慶医療科学大学は“日本で唯一の”臨床工学技士養成に特化した単科大学です。 医療機器の操作や保守はもちろん、未来の医療機器の開発者も目指せるよう 素晴らしい経歴を持った教員から、少人数で学ぶことができます。 新大阪駅徒歩2分のため、大阪府・兵庫県をはじめ近畿一円から通学しやすいのも特徴です。 オープンキャンパスでは、医療現場で実際に使われている医療機器に触れることができる模擬授業を用意しています。 臨床工学技士に興味のある高校生のみなさん、ぜひご参加ください!
