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ドラマや映画で大注目!臨床工学技士の仕事内容とは?

2023.4.25

コラム

こんにちは!

滋慶医療科学大学 事務局です。

みなさん、医療ドラマや映画はご覧になりますか?

4/22(土)放映開始の日本テレビドラマ『Dr.チョコレート』や4/28(金)公開の劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』では医師や看護師とともに、臨床工学技士が登場してます。

『Dr.チョコレート』では葵わかなさんが臨床工学技士のギルベルト役を、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』では佐野勇斗さんが臨床工学技士兼機関士の徳丸元一役を演じるということで、“日本で唯一”臨床工学技士養成に特化した単科大学である滋慶医療科学大学としても大注目しています。

ただ、医療ドラマや映画で描かれる臨床工学技士の仕事内容は、実際の医療現場で担う役割と異なる部分があるのも事実。(それはそれとして楽しみましょう!)

ということで、今回は臨床工学技士が実際に医療現場で担っている仕事内容を紹介します。


臨床工学技士の仕事内容

そもそも臨床工学技士とは「いのちのエンジニア」とも呼ばれ、 医療機器の操作や保守、点検を通して患者様の治療を支える医療国家資格のこと。

医療機器は病院内でも様々な場にあり、臨床工学技士に求められる業務内容も異なります。

今回は代表的なものを3つ紹介します。

①高度な医療機器の操作

手術室や集中治療室(ICU)で人工心肺装置や人工呼吸器を操作することで、患者様の生命活動を支えます。

医師や看護師とともに手術の現場に立ち会うため、高い専門性と的確な判断力、コミュニケーション力が求められます。

緊張感や集中力も必要で決して簡単ではありませんが、医療の最前線で患者様の治療に携わることができ、まさに臨床工学技士ならではの業務です。

②患者様への応対や穿刺

腎臓や肝臓などの病により、定期的に血液浄化をする必要のある人工透析患者様に、専用機器を用いて血液浄化療法を行います。

穿刺(せんし)といって、血液や液剤を流すための管を体に刺す行為も臨床工学技士の職域に含まれます。

患者様は週に3回、1回4時間程度、病院内で過ごすことになるので、同じ患者様と何度も顔を合わせることになります。 身体的負担を最小限に抑えるための技術を磨き、信頼関係を構築することも大切な業務です。


③数多くの医療機器の安全管理

病院内にある多くの医療機器が、必要なときに問題なく作動するように保守・点検などの安全管理を行います。

院内感染対策のために徹底した消毒作業を行ったり、バッテリーや消耗品の残量を確認したり、どこにどの機器を持ち出したか管理したり。 一台一台の構造を理解した上でなければできない重要な業務です。

その他にも、ペースメーカーのように体に埋め込む医療機器の管理や操作など、「医療機器があるところに臨床工学技士の活躍の場がある」ということができます。

臨床工学技士の仕事内容について、さらに知りたい方はこちらのページをご覧ください。



既に家庭用の心電図や血圧計も普及しはじめていますが、 より高度なものから、より家庭でも使いやすいものまで、 医療機器の研究開発の未来はこれからも進歩の一途でしょう。

滋慶医療科学大学では、医療現場で活躍できる臨床工学技士はもちろん、 医療機器企業において未来の医療機器開発にも携わることができるようにカリキュラムを用意しています。

特に企業実習では、医療機器開発の最先端を見ることができます。

初めて見る企業名が多いかもしれませんが、 臨床工学の分野では、誰もが知っている企業ばかりの超豪華ラインナップです!

ここまで読んで臨床工学技士に興味を持たれた高校生のみなさん。

医療機器を通して、患者様の命を救う「いのちのエンジニア」臨床工学技士を目指しませんか?

オープンキャンパスでは、 医療現場でも用いられている医療機器に触れられる模擬授業体験を用意しています。

ぜひご参加ください。 日程はこちらからご確認ください