こんにちは、滋慶医療科学大学です。
オープンキャンパスでは様々な質問をいただきますが、その中で最もよく登場する「臨床工学技士は理系じゃないとなれないですか?文系出身だから諦めたほうがいいですか?」について解説します。
先に結論をお伝えすると・・・
臨床工学技士を目指す上で理系科目は必要ですが、
合格・入学後にサポートがあるので、文系出身者でも目指すことができます!
では、それぞれについて解説していきます。
臨床工学技士は、医療機器の操作や保守・管理を担う医療系国家資格のことで、医療機関を中心に活躍しています。

人工心肺装置や人工透析機器等、様々な医療機器を扱うプロフェッショナルなので、医学・工学いずれの知識も必要で、その基礎となるのは高校で学ぶ数学や生物、化学、物理の知識です。
またこれからはAI(人工知能)を活用した医療用ロボットの開発現場でも臨床工学技士の活躍が期待されるため、情報学についての知識も必要になりますが、こちらも高校で学ぶ数学がベースとなる部分があります。

医療・工学・情報学、いずれも社会のニーズは高まる一途で、これらの分野に携わることができる臨床工学技士の将来性が非常に高いものであることは言うまでもありません。
こう書くと、これから臨床工学技士を目指そうとしている方には、とてもハードルが高く、学習面に不安を覚える方もいらっしゃるかもしれませんが、滋慶医療科学大学では学生の約半数は文系出身のため、入学前には理系科目を学んでいない、もしくは苦手という方も多数入学しています。
そのため、
①1年次に理系科目の基礎を学べるカリキュラム設計
②入学試験合格~4月入学の間に入学前教育として勉強会や学習シートでフォロー
③学年担任制や少人数のゼミ学修により、教員に質問や相談がしやすい環境
等、文系出身の方もスムーズに臨床工学技士を学ぶことができるよう、様々なサポートを用意しています。
なお、入学試験の筆記試験科目については以下の通りです。
(掲載中の内容は2025年度入学生選抜のため、参考にご覧ください。)
→数学I・A ※ただし試験当日は面接のみ。
詳細はオープンキャンパス&数学セミナー・適性検査のページをご覧ください。
→数学I・A(空間図形は除く)
→数学Ⅰ・A(空間図形は除く)に加え、国語、英語、理科から1科目選択
また、オープンキャンパスでは、臨床工学科でのより具体的な学びの内容を紹介しています。
在学生もスタッフとして参加していますので、「普段の授業の雰囲気はどんな感じか」「授業外ではどれぐらい勉強しているか」等、直接ご質問いただくことも可能です。ぜひご参加ください。
