新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックで注目されたECMO(エクモ)という医療機器を知っていますか?
ECMO(エクモ)とは、心臓や肺の病気に苦しむ患者様の心臓や肺の代わりを担う生命維持装置です。
この装置は、特にCOVID-19の流行時に大活躍しました。
重篤な状況に陥った患者様に対して、ECMOを用いることで一時的に心肺機能を補助し、命を救うことができます。
●ECMOの役割とは?
ECMOは、体内から血液を取り出し、人工肺で二酸化炭素を取り除き、酸素を補充してから、ポンプを用いて再び血液を体内に戻す装置です。
これにより、肺を休ませて回復を助けることができます。
COVID-19パンデミックでは、多くの重症患者がこのECMOによって救われました。
●臨床工学技士の重要性
ECMOの操作や保守管理を担当するのが臨床工学技士です。
臨床工学技士は、医療機器の専門家として、現代医療において欠かせない役割を果たしています。
2022年1月のコロナ禍の真っただ中、24時間体制でECMOを扱う臨床工学技士が配置された病院の事例がニュースでも紹介されていました。
このように、臨床工学技士は患者様の命を守るために最前線で活躍しています。
●未来の医療を支える医療機器のエキスパートを目指そう!
もし、医療機器のエキスパートとして人々の命を救いたいという気持ちがあるなら、臨床工学技士という職業を目指してみませんか?
新型コロナウイルスパンデミックでのECMOの活躍は、臨床工学技士の重要性を改めて示しました。
未来の医療を支える人材になるために、皆さんも臨床工学技士としてのキャリアを考えてみてください!