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学校法人 大阪滋慶学園 滋慶医療科学大学

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【救急医療】在学生対象のAED講習会

2023.12.20

報告

先日、在学生を対象としたAED講習会が行われましたので紹介します。

講師として、兵庫医科大学病院 臨床工学部 臨床工学技士 岩井瑠美先生にお越し頂きました。

岩井先生の自己紹介から始まり、現在の業務内容、1週間の業務の流れを紹介、また、仕事において注意している事やチーム医療の大切さ等をお話頂きました。

その後、心肺蘇生法の手順やAEDの使用方法、一次救命処置の注意事項などを講義して頂きました。

学生達は、訓練用のマネキンを用いて、倒れている人を発見し、反応の確認、胸骨圧迫(心臓マッサージ)、AEDの使用といった心肺蘇生法の一連の流れを実践しました。

「蘇生は時間との勝負!」という先生の言葉を忘れず、真剣に取り組んでいました。

倒れている人を発見した際の反応の確認では「大丈夫ですか?」と肩を多少強く叩いても意識がなければ反応しないので、少し強めに叩く事がポイントだとお話がありました。

胸骨圧迫(心臓マッサージ)は、1分間に100回のテンポで、傷病者の胸が5~6cm沈むように圧迫する必要があり、さらに胸が元の高さまで完全に戻るように圧迫を解除すること(リコイル)が重要です。

圧迫の深さやリズムを計測、確認しながら行い、実際に体験した学生達は、想像よりも強い圧迫が必要であるため、力加減に苦労している様子でした。

将来、臨床工学技士として働く学生達にとって、有意義な時間になったと思います。

岩井先生、ありがとうございました。

本学のオープンキャンパスでは、実際に胸骨圧迫(心臓マッサージ)の体験を始め、実践的な体験授業を受けることができます。医療機器を用いた体験を通して、臨床工学技士の魅力を体感してみましょう!

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