3年生はいよいよ11月より臨床実習が始まります。
長い夏休みも終わり、臨床実習前の事前学修から後期の授業が始まりました。
今回の事前学修では、第二大阪警察病院 医療技術部 臨床工学科 椋本匡俊先生にお越し頂き「臨床実習に臨むにあたって」をテーマにご講演頂きました。

椋本先生の自己紹介の後、学生に贈る言葉として「信頼は構築していくのではなく減点法である」というお言葉を頂きました。実習生に対しては最初から信頼している、その中で時間厳守やレポートの提出、やるべき事をしっかりこなす事が大切である、それが出来なければ減点されていき、信頼を失う事になる、とお話がありました。
信頼して頂いている指導者やスタッフの事を考え、行動する事が大切だという事を、先生からお話し頂き、学生達も真剣に聞いていました。
先生が勤務する病院の紹介、臨床実習の現状、実習内容の一部の紹介があり、学生達は少しでも臨床実習をイメージすることができたのではないでしょうか。
また、社会人として守る必要があるルールについてお話がありました。
①挨拶はしっかりとしましょう
②私語は慎みましょう
③約束の時間を厳守しましょう
④報告・連絡・相談は怠らないようにしましょう
⑤コミュニケーションをしっかりとりましょう
社会人として、基本的な事なので、実習に行った際は心掛けていきましょう。
その後、履歴書の書き方のポイントや、臨床実習は就職活動も兼ねており、個人の学生評価と学校評価がついてくるとのお話がありました。学生評価はその学生個人の評価になるが、学校評価は今後の後輩たちにつながる評価になるとのお話があり、学生達も改めて、臨床実習に臨むべき姿勢を考える時間となりました。
最後は、椋本先生に学生からの質問に回答頂きました。
実習に行くと、どれくらいの人達と関わっていくのか?レポートはどのようにどれくらい書けばよいのか?コミュニケーションは大切だが、プライベートに関するコミュニケーションはどのように対応するのか?など、たくさんの質問がありました。

最後まで学生達は真剣に聞いていて、臨床実習に対しての気持ちを新たにしている様子でした。
椋本先生、ありがとうございました。
3年生の皆さん、しっかりと準備をして、充実した臨床実習となるように励みましょう!
2,000名を超える姉妹校の卒業生ネットワークを活かし、国内有数の大学附属病院から地域医療の中枢を担う病院まで、多数の実習病院を確保しています。
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