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学校法人 大阪滋慶学園 滋慶医療科学大学

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【授業レポート】「多職種連携概論」専門職種の理解~看護師・診療放射線技師~

2023.6.28

報告

先日、外部講師に来て頂き「多職種連携概論」の授業が行われましたので紹介します。

今回は「専門職種の理解~看護師と診療放射線技師~」について外部講師に来て頂き、講演いただきました。

始めに、大阪市立総合医療センター 看護部副部長 川口なぎさ先生にお話頂きました。

川口先生には看護師とは、看護師の定義、役割、特定看護師についてなど、また先生が看護師として大切にしている事などについてお話頂きました。

災害派遣医療チーム「DMAT(ディーマット)」についてもお話がありました。

災害派遣医療チームとは、医師、看護師、それ以外の医療職及び事務職員で構成され、大規模災害や多数の傷病者が発生した事故などの現場で、活動する専門的な訓練を受けた医療チームの事です。

様々な職種の人達がいる中で何を大切に行動するかなど、学生達も真剣に聞いていました。また、多職種連携の実例として、川口先生の病院で行っている訓練の様子もお話頂けました。

緊急時に様々な職種が集まり、チームで動く事の難しさをお話頂きました。

次に、大阪ハイテクノロジー専門学校 診療放射線技師科 吉田昌裕先生にお話頂きました。

吉田先生からは、実際のレントゲン写真を見て、どこが悪いのかを一緒に考える「画像読影」をして頂きました。

胸部レントゲン写真を順番に見せて頂き、男性か女性か、どこに異常があるのかなど、一緒に考え勉強しました。

画像の見方として、左右対称に大まかに異常がないかを見て、そして血管の流れを見ていき、どこに異常があるのか、あるいは異常がないのかを見ていくようポイントを聞き、学生達も一生懸命考え答えていました。

また、正常な画像も見せて頂き、違いを見比べていました。

様々な症例の画像を見せて頂き、画像読影の難しさを実感する授業となりました。

最後に改めて、多職種連携の難しさ、チーム医療の大切さをお話頂き、今後の臨床実習に繋がる授業となりました。

川口先生、吉田先生、ありがとうございました。