研究内容・メッセージ
医療における技術の進歩に伴い医療機器の技術も進んできています。その医療機器を最適に操作する技術と知識が臨床工学技士に求められています。医療機器に関係する機械工学の技術と知識を用いることにより、より適切な操作が可能になると考えられます。工学系の教員として皆様が医療と工学の関係をより深く理解し、修得できるようにサポートしていきます。
- 職位
- 准教授
- 学位・資格
- 博士（工学）
- 専門領域・分野
- 機械工学、生産工学・加工学
- 担当科目
- システム工学、専門ゼミⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ、卒業研究
略歴
1979年同志社大学工学部機械工学科卒、1981年同大学院博士前期課程工学研究科機械工学専攻修了、1994年学位取得（博士（工学）大阪市立大学）。1980年大阪府立工業技術研究所研究員、1985年大阪府立工業高等専門学校（現：大阪府立大学工業高等専門学校）機械工学科講師、1988年同校助教授、2002年同校教授。2021年より本学准教授。
社会活動等
所属学会／精密工学会
著書等
- 「機械系教科書シリーズ機械工作法（増補）」（共著）コロナ社，1-2，51-72，73-88，157-175，176-183，2005．
- 「機械系教科書シリーズ機械工学概論」（共著）コロナ社，34-49，144-165，2002．
- 「機械系教科書シリーズ機械工作法」（共著）コロナ社，1-2，51-72，73-88，157-175，2000．
主な研究実績
- 平井恒夫, 平井三友：The effect of tooling geometry on a new continuous fabrication system for SMC using roll．Composite Structures 38(1-4)：395-403，1997．
- 平井三友：短繊維強化熱可塑性樹脂の射出成形における樹脂流動に基づく繊維配向およびそり変形に関する研究（博士論文）．大阪市立大学，1994．
- 平井三友, 平井恒夫, 片山傳生, 石川健：箱型射出成形品における成形過程を考慮した変形解析．日本材料学会誌材料42(474)：1039-1045，1993．
- 平井三友, 平井恒夫, 片山傳生, 土橋英記：射出成形法における不安定流動を考慮した流動解析について．日本材料学会誌材料42(474)：228-232，1993．
- 平井恒夫, 片山傳生, 平井三友, 香川和彦：Experimental and Theoretical Studies of Injection Moulding Considering the Unstable Flow Behaviour．Proceedings of the 8th International Conference on Composite Materials：15.C.1-15.C.9，1991．
- 平井恒夫, 片山傳生, 平井三友, 石川健：Flow Analysis in Consideration of Velocity Distribution in the Thickness Direction. -In CAD for Injection Moulding of FRTP-．Proceedings of the 3rd International Conference on Automated Composites：14/1-14/6，1991．
- 平井三友, 福田武人, 平井恒夫, 片山傳生：Approach to Control of Fibre Orientation by Restriction at Flow Front in Injection Moulding．Proceedings of the 7th International Conference on Composite Materials：1039-1045，1989．
- 平井恒夫, 片山傳生, 平井三友, 川釣正哉：射出成形における箱形成形品の強化繊維配向の解析．日本材料学会誌材料38(427)：341-346，1989．
- 平井恒夫, 片山傳生, 平井三友, 経澤昌芳：射出成形におけるスキン層の生成とその影響．日本材料学会誌材38(427)：334-340，1989．