先日、在学生が大阪府和泉市に本社を構える研究開発型医療機器メーカー「大研医器株式会社」を訪問し、会社説明と工場見学をさせていただきました。医療機器メーカーとして国内外で高い評価を受ける企業の現場を直接見られる貴重な体験となりました。
まずは会議室で会社概要の説明を受けました。

1968年創業の大研医器株式会社は、「明日の医療を創造して社会に貢献する」という理念のもと、吸引器や注入器などの医療機器を開発・製造・販売をしています。
特にブランド「COOPDECH」は、医療現場での信頼性が高く、国内外で広く使用されています。
また、多くのメディアへ製品提供もされており、映画では「劇場版 TOKYO MER ~走る緊急救命室~ 南海ミッション」や「劇場版ドクターX」「劇場版ラジエーションハウス」など、ドラマでも「19番目のカルテ」「ブルーモーメント」「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」など学生たちも視聴していた作品も多く、「あの有名俳優がこの医療機器を使って撮影したの!?」と驚きの声があがっていました。

続いて、敷地内にある工場を見学しました。クリーンルームでの製造工程や、精密な部品の組み立て作業を間近で見ることができました。




製品一つひとつに対して厳しいチェックが行われており、「医療機器は命に関わるもの」という責任感が見学を通して伝わってきました。
学生達にとって、医療機器がどのように開発・製造され、現場で使われているのかを知ることで、教科書では得られないリアルな学びを得ることができたのではないでしょうか。
技術と人の思いが融合する現場を見学できたことは、今後の学びへのモチベーションにもつながるとても有意義な時間だったと思います。

大研医器株式会社の皆さま、お忙しい中、素晴らしいご対応をいただき、誠にありがとうございます。
企業見学を終えた学生達は、泉大津にある夜のBBQへ!
おいしいお肉と笑い声が絶えない時間の中で、仲間との距離もぐっと縮まりました。学びと楽しさがぎゅっと詰まった、学生にとって最高に充実した一日となりました。




