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株式会社カネカメディックス社製の血漿(けっしょう)浄化装置を使用した血漿吸着療法の実習

2022.11.21

報告

2年生の授業で「血液浄化療法装置学実習」が行われましたので紹介します。

今回は、株式会社カネカメディックスの担当者にお越し頂き、血漿浄化装置「KANEKA MA-03」の操作実習を行いました。ちなみに、株式会社カネカメディックスは、医療機器の開発、製造、販売をしている会社です。

血漿浄化装置とは、家族性高コレステロール血症や閉塞性動脈硬化症の治療に使われる装置です。まずは、使い方の説明、動画を視聴し、グループに分かれて実習をしました。医療機器を前に、改めて説明が行われ、その後、回路の装着から順に始めました。

回路には、動脈回路、静脈回路、血漿回路、賦活(ふかつ)回路と多くの種類があり、学生達は、苦戦しながらもチューブの折れ曲がりやねじれに注意をしながら、順序に従い回路を装着していきました。

全ての取り付けが終わると、再度、学生達で間違いがないかチェックをし、操作開始。洗浄工程、プライミング工程が終わると、治療工程に入ります。

医療機器を動かすための準備は多く、セッティングが終わるとチェックをして操作を始めます。実際に医療機器を動かすまでの準備は大変で学生達は「難しいな」「これで間違いない?」と言いながら真剣に取り組んでいました。

学生達にとって将来につながるとてもいい経験ができたと思います。

株式会社カネカメディックスの皆様、ありがとうございました。

本学では医療機器に実際に触れることのできる模擬授業をオープンキャンパスで行っています。
興味のある方はぜひオープンキャンパスに参加してください。

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