高大連携の一環として、星翔高校の工業科・普通科の2年生を対象に、臨床工学技士の仕事を紹介する出前授業を行いました。

今回の授業では、医療現場で使われている「電気メス」と「内視鏡シミュレーター」を実際に体験してもらいました。
授業の前半では、臨床工学技士の活躍を紹介する映像を視聴。
「ブラックペアン」「ドクターX」「TOKYO MER」などでも登場する手術のシーンに、生徒たちからは「すごい!」という声が上がっていました。
続いては実際の体験へ。
「電気メス体験」では、バナナを切る実験を通して電気メスの仕組みを学びました。

電流の力でスッと切れる様子や立ちのぼる煙に、生徒の皆さんも驚きの表情を見せていました。
さらに今回は「内視鏡シミュレーター」を使った体験も実施。

カメラ映像をパソコン画面で確認しながら、細い器具を操作して小さな球を移動させたり、板をひっくり返したりすることで、実際の内視鏡手術のような繊細な動きを体験しました。

生徒たちは「意外と難しい!」「すごく集中する!」と真剣な表情で取り組み、見守っていた先生方も思わず夢中になって操作を試されていました。
教室のあちこちから笑いや歓声が上がり、終始にぎやかな雰囲気でした。
医療の現場では、こうした医療機器を安全に扱うために、臨床工学技士が欠かせません。
今回の授業を通して、その専門性や魅力を生徒の皆さんだけでなく、先生方にも身近に感じていただけたのではないでしょうか。
星翔高校の皆さん、ありがとうございました!
