滋慶医療科学大学の臨床工学科では、3年次に病院実習×企業実習を導入し、実践的な学びに重きを置いていますが、普段の授業でも病院・企業と連携しながら学びを深めています。
今回は3年次の「医用安全管理学実習」の一環として、大手医療機器メーカー「日本光電工業株式会社」へ足を運んだ様子をお届けします。
学生たちは最新のアブレーション治療機器やシミュレーターに直接触れ、医療技術の最前線と臨床工学技士の重要性を学びました。


日本光電工業株式会社とはどのような企業?
医用電子機器の開発・製造・販売・保守・コンサルティングまでを一元的に手掛ける、日本を代表する総合医療電子機器メーカーです。生体情報モニタや心電計、除細動器などの分野において国内トップクラスのシェアを誇り、世界の臨床現場を先進技術で支えています。
滋慶医療科学大学の企業実習提携先のひとつで、毎年学生が実習でお世話になっています。
アブレーション治療とは?
心臓の拍動リズムが乱れる「不整脈」の異常な電気信号の発生源(または伝導路)に対し、足の付け根などの血管からカテーテルと呼ばれる細い管を挿入し、高周波電流で局所を焼灼(または冷凍凝固)して正常な脈拍を取り戻す治療法です。
アブレーション治療の現場(心臓カテーテル室)において、臨床工学技士は欠かせない存在です。
- 心臓3Dマッピングシステムの操作:心臓内部の立体的構造と電気信号の流れを視覚化し、医師の治療をリアルタイムでサポート。
- ポリグラフ(多誘導心電図)のモニタリング:治療中の心電図変化や血圧などの生体情報を常時監視。
- 通電装置・医療機器の安全管理と操作補助:医師の指示のもとで安全かつ確実に通電装置等を操作・管理。
高度な知見と迅速な判断力が求められるため、医療チームの一員として大きな誇りとやりがいを感じられる業務です。

医療機器メーカーが日頃どのような工夫をされているのか、医療現場とどのような連携しているか等、大学内だけでは学べないことに触れられ、学生たちにとって大変有意義な時間になりました。
また、授業後にはAEDのガシャポンももさせていただき、大盛り上がりで大学に帰ってきました。

末筆ではございますが、日本光電工業株式会社の皆様、お忙しいところ、誠にありがとうございました。
今後とも何卒お願い申し上げます。
