滋慶医療科学大学は、2021年4月に「臨床工学技士の養成に特化した単科大学」として開学しました。
医療の現場では今、AIや高度な医療機器の導入が進み、専門的な知識と技術を持つ人材が強く求められています。本学は、そうした時代のニーズに応えるべく、「医療×工学×AIを学び、未来の医療機器開発に貢献できる人材を目指す」ことをコンセプトに掲げ、最先端の医療と工学の融合を学べる環境を整えています。
臨床工学技士は、人工心肺装置や人工呼吸器など、命を支える医療機器の操作・管理を担う医療技術者。チーム医療の一員として、患者さんの命に寄り添いながら働く、重要な役割を担う職種です。本学では、医療機関や医療機器関連企業と連携した独自のカリキュラムを取り入れ、実践力を備えた臨床工学技士の育成を行っています。
そして今、滋慶医療科学大学はさらに進化しようとしています。
2026年4月には「診療放射線学科（仮称）」の設置を構想中です。診療放射線技師は、X線撮影やCT、MRIなどの医療機器を使って病気の診断や治療を支える専門職。臨床工学技士と同じく、医療機器のプロフェッショナルとして活躍します。
このように滋慶医療科学大学は「医療機器を扱う人材の養成に特化した大学」として、これからも、社会のニーズに応え、医療の未来へ貢献してまいります。